2018-12-06 第197回国会 参議院 環境委員会 第3号
違法伐採とそれに伴う木材の流通というものにつきましては、地球温暖化の防止ですとか自然環境の保全ですとか林産物の供給等の森林の有する多面的機能に影響を及ぼすおそれがあること、また木材市場における公正な取引を害するおそれがあることから、違法伐採対策というのはしっかり進めていく必要があると思っております。
違法伐採とそれに伴う木材の流通というものにつきましては、地球温暖化の防止ですとか自然環境の保全ですとか林産物の供給等の森林の有する多面的機能に影響を及ぼすおそれがあること、また木材市場における公正な取引を害するおそれがあることから、違法伐採対策というのはしっかり進めていく必要があると思っております。
次に、TPP協定でも位置付けられました違法伐採対策としてのクリーンウッド法、いわゆる合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律についてお聞きしたいと思います。クリーンウッド法のこの施行準備状況はどうなっているでしょうか。
○山本(有)国務大臣 御指摘のように、いわゆる違法伐採対策について、条約といった形での国際的な枠組みはないところでございます。累次のG7サミット等の国際会議における宣言文におきまして、対策の強化が確認されているところでございます。
違法伐採された木材が流通しやすい現状を踏まえて議員立法としてされたもので、登録した事業者のみ合法木材の利用が明確に義務づけられていると考えますが、果たして違法伐採対策について実効性を担保し得るのかどうか、法成立後の取り組み状況とあわせて見解をお示しいただきたいと思います。
地球温暖化や地球環境の持続可能性を高めていく上で、違法伐採対策というのは避けて通れない課題だと考えますが、環境省の見解を改めて伺いたいと思います。
○吉野委員 次に、違法伐採対策について伺います。 小泉総理がグレンイーグルズ・サミットで、初めて違法木材は使わないようにしようということでサミットメンバーの合意が得られたわけであります。
違法伐採対策緊急事業は、TPP協定において違法伐採に関する各国の行政措置の実施等が規定されたことを踏まえて、違法伐採対策の取り組みを強化するために二十七年度補正で開始したところであります。
四月の二十三日、二十四日に新潟で開かれましたG7新潟農業大臣会合におきまして、違法伐採の問題について、私から、違法伐採に対処することが世界的な課題であり、地球環境を保全する上で非常に重要である、我が国は違法伐採対策及び合法木材の利用推進に積極的に取り組んでいく所存だという発言をさせていただきました。
また、平成二十七年度補正におきましては、生産地における木材流通実態や関係法令の運用状況の把握などのための予算を措置させていただきまして、違法伐採対策を強化していくとしております。 また、現在、与党におきましても、民主党におきましても、議員立法の検討がなされていると伺っておりますので、こうした状況も踏まえながら、政府としては違法伐採対策が円滑に進むように取り組んでまいりたいと考えております。
このため、日本といたしましても、平成二十七年度補正予算におきまして、合法木材の利用促進のための普及啓発ですとか、事業者が取引する木材の合法性を判断するために必要となる現地情報の収集、提供などを予算として措置しまして、違法伐採対策を強化していくこととしているところでございます。
そうしたことを踏まえまして、現在、自民党の違法伐採対策ワーキングチームにおきまして、違法伐採対策について、議員立法での制度面での検討も行われております。 林野庁といたしましても、そうした動きをきちっと注視しながら、与党との調整に努めてまいりたいと考えております。
農林水産省としては、今後とも、持続可能な熱帯林経営、違法伐採対策、こういうものの推進のために、外務省などともしっかりと連携をしながら、本部運営、それからこの国際機関の世界各地での活動に対しまして、できる限りの支援を行っていく考えであります。
なお、こうした違法伐採対策を一層推進させるためには、政府調達ばかりじゃなくて、民間だとか一般の消費者の皆さん方にも御理解をいただかなければならないということで、合法木材、木材製品の普及拡大や信頼性の向上に向けて政府としても今取組をさせていただいておるところでございます。
どちらにいたしましても、この違法伐採問題については、木材輸出国、先ほども申し上げましたが、途上国の貧困やガバナンス等の国内問題に依拠するところが多いということでございますので、むしろそうした国々に対する様々な形での援助、持続可能な森林経営のための人材育成の協力だとか、あるいは輸出国自らが自らの力で違法伐採対策に取り組めるようにしてもらうだとか、そういうことの応援をさせていただくということの方が現時点
またさらに、我が国は、横浜に本部があります国際熱帯木材機関、これを通じまして、世界の熱帯雨林の持続可能な森林経営の促進を目的といたしまして、これらの国々における違法伐採対策、また森林減少の抑制などの取組を積極的に支援をしてきているところでございます。 これらはいずれもODAとして行っておりまして、今後ともこうした森林分野における開発途上国の取組を支援をしてまいるところでございます。
委員御指摘の違法伐採問題に対しましては、日本製紙連合会におきまして、製紙メーカーが、植林事業を実施している国の法令を遵守した伐採活動を行うこと、また、違法に伐採され不法に輸入された木材、木材製品を取り扱わないこと、こういったことを内容とします行動指針をまとめまして、当該行動指針に即して実施されている製紙メーカーの違法伐採対策を監査する取り組みを実施していると承知をしております。
委員会におきましては、京都議定書目標達成計画における森林吸収源対策推進の位置付け、間伐補助事業における採択要件緩和の必要性、美しい森林づくり基盤整備交付金の効果とその増額の必要性、森林整備等を目的とした環境税の創設等新たな税財源措置導入の必要性、違法伐採対策の取組状況等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知を願います。
昨年のハイリゲンダム・サミット、ドイツで行われたわけでありますが、この首脳宣言でも、違法伐採対策の既存のプロセスを引き続き支援すると同時に、持続可能な森林経営達成に向けたAFPなどの地域的な枠組み、ITTOの成果を評価するということを声明をされました。その前段であります環境大臣会合にも私も出席をいたしました。
今年はサミットが行われますが、平成十七年に行われた英国、イギリスでのグレンイーグルス・サミットでは、我が国としてもこの違法伐採対策にしっかり取り組んでいくということを表明をしたところであります。 そこで、その後この違法伐採対策をどのように取り組んでいるのかという質問なんですが、対策、いろいろあろうかと思います。
○谷合正明君 大臣の熱意がよく分かりましたので、私は、今日、森林間伐の法案ではありますけれども、この違法伐採対策も併せて我が国からしっかり発信していただきたいと思います。そのことを申し上げまして、終わります。
これに基づきまして、一つは京都議定書の六%削減約束の達成に貢献するための森林吸収源対策、バイオマスの利活用や施設園芸、農業機械などの省エネルギー対策といった地球温暖化防止策、また、今後避けることができない地球温暖化の農林水産業への影響に対応するための品種の開発ですとか栽培体系の見直しなどの地球温暖化適応策、さらに、違法伐採対策などの持続可能な森林経営の推進ですとか、我が国の人材、技術を活用した国際協力
この違法伐採の基準になりますのは何といっても証明、これは違法であるということを証明する証明方法というのをまず決めよう、こういうことの技術開発とか、また、木材を伐採している、生産している国において、これは、どんどんどんどん切って、端材をどんどん捨てていったりしているところと、きちんとそれをほとんど使い切っちゃうというところと、いろいろありますので、技術開発を含めて人材育成というようなことをやって、違法伐採対策
また、ITTOは、加盟国の要請に基づいて行われる個別のプロジェクトとして、熱帯林の復旧、造林技術の開発及び普及、林業関係者や税関職員に対する訓練を通じた違法伐採対策の強化、熱帯木材に関する市場情報の提供と統計の整備、市場の透明性の向上、効率的な木材加工技術の普及、森林に依存する地域住民の収入増加支援というようなことをやっております。
これも、今のこの条約というか、ITTOが違法伐採対策に、初めてとは言いませんけれども、正式に言えば正面から取り組むという姿勢を示したのは多分これが初めてだと思いますが、大きな前進であるとは考えておりますが、ここに至りますまでは、間違いなくこれは、日本がいろいろこの点については、輸入国である我々の方からそんなものは輸入できないとか、いろんな言い方をさせていただくなりなんなりしてこういったものに対して議論
○野村哲郎君 あと一つ、二つあったんですが、時間の関係もありますので、最後に松岡大臣にお伺いしたいと思いますが、松岡大臣は違法伐採対策の座長として私どもいろいろ御指導もいただいておるし、森林対策の党の第一人者だというふうに私は尊敬を申し上げておるわけでありますが、そこで、安倍内閣が今進めております美しい森林づくり推進国民運動の、なかんずく、今申し上げました森林の整備、保全を通じた森林なりあるいは林業
こういうふうなことも踏まえまして、これまで進めてきました違法伐採対策の成果、いろいろやってきたと思うんですが、その成果についてお伺いをいたしたいと思います。 あわせて、その違法伐採された木材を輸入させないための様々な解決していない課題があると思うんですが、その課題とその対策についても併せてお伺いをしたいと思います。
それから、この違法伐採対策につきましては、これはちょっと手前みそで大変恐縮でございますが、私も自負するものがございまして、というのは、日本でこの問題に取り組む提唱をいたしたわけでございまして、十三年に我が自由民主党に、長ったらしい名前なんですけど略して言いますと、違法伐採対策検討チームというのをつくりまして、それから、十三年から昨年の私は九月までずっとこの検討チームの座長を実はやっておりました。
それからまた違法伐採対策という検討チームも十三年に立ち上げ、それから大臣になるまでの間ずっと私が座長をやって取り組んでまいりましたが、何でそれをしたかという前提は、実は温暖化問題でございます。もうずっと言われておりまして、例えば穀物でも、成長期の適正温度が一度上がれば一割穀物の生産が減ると。これが作物生態学の世界でもうずっと前から言われておりました。もうほぼ定説になってきております。
その結果、私も違法伐採対策にもしっかり取り組んでいるわけでありますが、そういったいろいろなことも相まって、今、国産の木材も上向きになってきています。
○松岡国務大臣 北村先生には、この森林関係の点でも、違法伐採対策の問題等を初めといたしまして、日ごろから本当に大変御熱心にお取り組みをいただいておりまして、心から感謝もし、敬意も表しているところでございます。 そこで、この森林整備でございますが、もう一々中身を申しませんが、森林の果たす役割といいますものは今先生が御指摘のとおりでございます。